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訪問歯科で威力を発揮する“食支援”

寺本 浩平 著
A4変型判
92頁・カラー
ISBN978-4-903553-77-1
発売中

“口腔ケア”から,さらに現場で求められる“食の復活”が成功するにはどのようなことが必要なのか….
訪問歯科に参入する医院が増えているが,一方で撤退する医院も多い.難しい訪問歯科でポイントとなる口腔ケア,食支援,家族・介護者との関係に的を絞り,訪問歯科が成功するためのアドバイスを行っています.それらは歯科医師・歯科衛生士の格好の入門書となっています.
ますますニーズの高まる分野で,一歩先を行くために読んでおきたい内容であり,摂食嚥下の研究者から臨床家に転身し,多くの臨床経験を積んだ著者の思いがこもった本です.

販売価格(税込):
4,950
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目次

プロローグ
 長く生きるということ
第Ⅰ章 訪問歯科で行うこと
 突然来院できなくなる
 ライフステージに即した対応
 歯ブラシ1 本持って出かけると
 歯科としてやるべきこと
 病院の患者さんへは?
 施設の利用者さんへは?
 在宅の患者さんへは?
 要介護高齢者の口腔内
第Ⅱ章 専門的口腔ケア
 口腔衛生管理
 指導の範囲、専門職の行う範囲
 口腔機能管理
第Ⅲ章 食事を診る
 プッチンプリンの衝撃 ! !
 食事を診る
 ゴックンむせの体験
 歯だけでなく軟組織、口腔機能を診ること
第Ⅳ章 摂食嚥下機能の精査
 スクリーニングテスト
 VF と VE
 VF(嚥下造影)検査
 VE(嚥下内視鏡)検査
 VE の実際
第Ⅴ章 摂食機能療法
 まず現状の改善を
 症状に応じたリハビリテーションを
 摂食嚥下の5期に対応した訓練
 実際の症例
 0と1の違い
 ゴールの共有が大切
第Ⅵ章 ケアにおける「心」の問題
 認知症の方との接し方
 ナチュラルステージ
 介護する人のケアも
 結果ではなくプロセス
 “聞く” という歯科医療
 食べる、食べない、食べられないだけではなく
 「食の彩り」を最後まで

【著者略歴】
2000年 日本大学歯学部卒業
2002   Toronto大学歯学部留学(-2003年)
2004  日本大学大学院歯学研究科修了(歯学博士取得)
2004  日本大学助手(摂食機能療法学講座)
2007  日本大学助教(摂食機能療法学講座)
2008  Toronto Rehab Institute 留学
2009  日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
2011  日本大学歯学部摂食機能療法学講座 兼任講師
2012  寺本歯科クリニック 院長
2013  医療法人社団LSM  理事長

【所属学会】
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会
日本静脈経腸栄養学会
日本老年歯科学会