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どうする? 歯根破折!
患者、歯科医師を救う 迅速診断
河口博和 著
A4変型
96頁・カラー
ISBN978-4-903553-48-1
発売中
無髄歯の咬合痛は、まず歯根破折を疑うべし!
誰でも歯を抜くのは嫌だ! では、どうする ?
誰でも自分の歯は抜きたくない。しかし歯根破折の場合、早期に抜歯に踏み切らなければならない場合が多い。患者に抜歯を納得していただき、同意を得るまでの過程が重要であり、ここにこそ患者との信頼関係を築くためのヒントが隠されているはずである。
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5,280
円
目次
- 〈概 説〉
1. 歯根破折の原因と誘因(“力”と“環境”)
2. 歯根破折の診断法と処置法
3. 歯根破折の予防
〈症 例〉
Ⅰ 加齢が主要因となるもの
1. 83歳時に根管治療を行った症例
2. 9mmのポケットと瘻孔のあった症例
3. オクルーザルメタルスプリントを使用している症例
Ⅱ 根管治療が主要因となるもの
1. 太いメタルコアが装着されていた症例
2. 太いスクリューポスト① 根尖病巣と間違えやすい症例
3. 太いスクリューポスト② 歯根破折歯 左下6の腫脹が前方歯左下4にまで波及した症例
4. 欠損部を放置し,義歯・抜歯を嫌う患者の症例
5. 歯根破折と間違えやすい根尖病巣の症例
Ⅲ 咬合が主要因となるもの
1. 咬合負担により,歯周炎様の症状が長く続いた症例
2. 顎関節症治療経験のある患者の症例
3. 強いブラキシズムにより,次々と歯根破折を起こした症例
4. ブラキシズムがあり,矯正治療経験のある症例
5. 強い咬合力による歯根破折の結果,上唇小帯が腫れた症例
6. 強い咬合力により,根尖に横破折を起こした症例
7. 局部義歯と反対側に偏側咀嚼癖のある症例
8. 一時は根尖病巣の消退した歯が,偏側咀嚼により歯根破折した症例
Ⅳ 補綴処置が主要因となるもの
1. ブリッジの支台歯が歯根破折した症例
2. ブリッジを切断除去し,根管治療により経過を見た症例
3. 鉤歯に掛かる咬合負担により,メタルコアが根壁を穿孔した症例
4. 鉤歯周囲の腫れを訴えた症例
5. 鉤歯に痛みが発生し,歯根破折を疑った症例
Ⅴ 歯根破折歯保存症例
1. 根管治療中に歯冠中央から口蓋根を含んで歯根破折した症例
2. 再植術により長期保存させた症例
3. どうしても抜歯したくない患者の症例
4. 再植時に歯根破折したが,20年間機能した症例
5. 外傷による破折歯が,治療後長期に機能している症例
6. 片方は保存でき,片方は抜歯となった下顎左右7 歯根破折の症例
7. 移植歯が13年後に,太い根管のため歯根破折を起こした症例
【著者】
河口博和 河口歯科医院 東京都